チェインクロニクル 10周年 特設サイト

「たくさんのキャラひとりひとりに物語があり、冒険する世界があって、キャラクターがただのデータではなく、物語の中で生きているゲームを作ろう！」
そう言って作りはじめ、世に出たチェインクロニクルが、ついに10周年を迎えました。

10年！　本当にすごいことだなと思います。

その時間の長さがすごいのはもちろんですが、なによりもすごいなと思うのは、チェンクロが当時想像していたより遥かに 「キャラクターたちが生きている世界」になったということです。
それは、皆さんと過ごしたこの10年という時間のおかげです。

はじめ、黒の王を倒すためにぐるっと１周する場所でしかなかったユグド大陸には、今や隅々にまでドラマが満ち、過去未来の壮大な歴史があり、そしてユグドの外にも多くの国と異世界があり、それぞれの場所で物語が生まれ続けています。

それはそこに生きるキャラクターたちのドラマであり、たくさんのドラマを持ったからこそ、彼らは生き生きとこの世界を生きているのだと思うのです。
それは、最初に開発をはじめた私達だけでは、とてもではないですが、たどり着けなかった場所です。
たくさんの人に助けられ、応援され、一緒に歩めたからこそ、今のこのチェインクロニクルの世界があります。

チェインクロニクルを一緒に作ってくれた全ての人々に感謝を伝えさせてください。
皆の中心になってこの世界を盛り上げてくださったキャストの皆さん、
酒井さんをはじめ歴代のディレクターのみんな、
石油王さんをはじめ歴代のプロデューサー・マーケターの皆様、
常に全力で走り続けてくれた開発運営スタッフのみんな、
共に物語を書いてくれた作家陣の皆様、
キャラに形を与えてくれたイラストレーターの皆様、
工藤監督をはじめゲームの外でも物語を紡いでくれたクリエイターの皆様、
電撃さんをはじめ記事や生放送でチェンクロを広げてくれたメディアやイベント関係者の皆様。

そして何よりも。貴方をはじめ、義勇軍の物語をともに歩んでくれたプレイヤーの皆様。
本当に、本当にありがとうございます。

皆さんが、フィーナならこうするだろう、カインならこう言うだろう、シュザとこんな絡みがあったら面白いだろう、こんなドラマになったら熱いだろう。こんな技を使ったら楽しいだろう。
このキャラの奥にはこんな熱さがあるはずだ。この物語は良かった。
この物語は本当はこうなってほしかった。

そうやって10年間、みんなが想いを積み重ねて、ひとりひとりのキャラクターの道を作っていった結果。
義勇軍の仲間たちは、それぞれが誰のものでもなく、本当の意味でのキャラクターとして、チェインクロニクルの世界で今、生きています。

皆さん、彼らに命を与えてくれてありがとうございます。
そしてどうかこれからも彼らと共に。

10年の先も、ユグドでの物語を一緒に歩んでいただけたら幸いです。