CHAIN CHRONICLE 3

互いに戦い切磋琢磨を続ける鬼たちの土地、九領。その中でただひとつ、鎖国を続ける第四領――
その第四領にアマツという「角なし」の鬼がいた。
ある日、役人を襲ったごろつき仲間を庇ったアマツは、領主の息子・オウシンによって捕らえられてしまう。
牢を抜け出したアマツだが、それを読んでいたオウシンに待ち伏せられ、一騎打ちとなる。
剣を交わし、二人は互いにその強さを実感するが、戦いの最中、突如アマツの額に「炎の角」が出現。
強大な力を発揮したアマツはオウシンを弾き飛ばし、辛くもその勝負を制し逃げ遂せるのだった。
直後、アマツの前にベニガサと名乗る女性剣士が現れる。
丸腰のアマツに刀をやろうという彼女と共に、二領の刀鍛冶の元を訪れた二人。
そこで捕らえられていた猫のような火妖精のような生物――火鬼のヒトリに出会う。
屈託のないヒトリに心を許すアマツ。
だが、過酷な運命の刃は非情にも彼らを襲うのだった――

-エシャル篇と運命の交差-

第二領にて火付けの嫌疑をかけられ、九領全土から追われる身となったアマツたちは、海を領土とする第十領領主ミシマの手を借り砂漠の湖都へとたどりつく。
砂漠を移動する中、白い魔物に襲われている一団に出会い、それを助けるアマツたち。
一団の名は、同じく白砂のオアシスに向かって移動中のエシャルたち「砂の薔薇」だった。

-ヘリオス篇と運命の交差-

聖王国へとたどりついたアマツたち。
彼らを待ち受けていたのは、白き異形を引き連れた鬼たちであった。襲いくる鬼と白き異形たち。
その剣を受けたアマツは彼らの様子がおかしいことに気がつく。さらにベニガサはその集団に対して異様なまでに殺気立ち――

砂漠の湖都、聖王国を経て、ついに九領へと戻ってきたアマツたち。
その九領ではアマツたちが不在の間にも火付けが続き、各地で領民の不安が募っていた。

またアマツたちだけでなく、火鬼という種族全体が火付けの下手人として疑われ、町では『火鬼狩り』が横行する始末――
そんな中、アマツ一行は新たな火鬼たちと出会う。

九領の歴史からも忘れ去られた彼らが、再びこの地に姿を現し始めた理由とは……?